google、「ググる」の使用を嫌う
1999年に、彼らの論文を読んでいた人間としては、隔世の感があります。
…嘘ん、というのが正直な感想。
名詞の動詞化は最高のPRかと思っていたんです。
同社の関係者は、「『Google』という言葉を使ってGoogleを使ったインターネット検索を表すことと、『google』という言葉を使ってインターネットの一般的な検索処理を表すこととは明確に区別することが重要だと思う。商標に関する深刻な問題が絡んでいる」と述べている。
要は、「google=検索と思われるのが嫌」、と。
無意味にテクニカルユーザの反感を煽ってしまったのではないか?
ブログコミュニティーには、これはGoogleがかつての格好良さと遊び心を失いつつあるしるしだ、とする意見がある。
あるブロガーは、この言葉の使用に込められた思いがGoogleには伝わらなかった、とも示唆した。この言葉の使用は、同社が検索業界を独占していることに対する明らかな賛辞だという。
大学でコンピュータ工学を学んだブロガーのFrank Gruber氏は、「これは究極の賛辞のはずであり、Googleが異なる受け取り方をしたことは信じられない」と述べている。
全くの同感です。
google没落の前兆かもしれませんね。
「とりあえずググれ」
と使われるのが嫌なんだ、と言われたら代替の検索エンジンを探すっきゃないなぁ。
もうとっくに硬直してると思いますよ。
件のコンビは裸の王様。