opensimに関するtips(1)
詳しく書くと、会社から首にされそうなので、詳しくは書けません。
とはいえ、自分用にメモしておきたいので、エントリーを書くことにしました(笑
opensimとは
OpenSimとは、セカンドライフのような3D仮想世界を利用するためのオープンソースです。公式wikiからダウンロードすることで、誰でも自分用の3D世界のサーバをたてる事が出来ます。
現時点においては、利用するためにはPC知識が必要ですが、試して遊びたいと思う人ならば、少々google先生に質問するだけ、利用できそうです。
ちなみに、OpenSimはサーバ側(管理者側)のソフトウェアです。クライアント側(利用者側)はSecondLifeのクライアント用ビューワーで利用できます。
ご参考サイト:OpenSimとは、誰でも自由に構築できるオープンソース・メタバーズです
今回は、以下の3つについてメモります。
- windows XPで簡単にOpenSimを試す:サーバを立ち上げる
- windows XPで簡単にOpenSimを試す:クライアントで覗く
- オマケ:やっておいた方がいいと思う最低限の設定
windows XPで簡単にOpenSimを試す:サーバを立ち上げる
OpenSimは、公式wikiからダウンロードできるバイナリと、Microsoftが提供する.NET Frameworkがあれば試せます。
公式wikiのダウンロードページから、バイナリをダウンロード。
(2008/9/13現在、バイナリは存在しないようです…何故だ?)
バイナリを解凍する。
.NET Frameworkをダウンロード。
OpenSim.exeをダブルクリックで実行。
初めて起動したときは、サーバのIPアドレス、ログインユーザのfirst nameとlast nameなど、いくつか聞かれます。
「試すだけなら、Enter連打」で動きます(笑
真面目に設定したい人は、表示させる文面を真面目に読んでください。
設定したいと思う人ならば理解できる程度の内容ですので多分問題ないです。
windows XPで簡単にOpenSimを試す:クライアントで覗く
リンデンラボ社のセカンドライフ公式ページで、クライアントソフトをダウンロードします。英語ページだけです。諦めて、英語ページからダウンロードします。
クライアントソフトをインストールし、出来たショートカットのプロパティに「-loginuri http://localhost:9000/」を追加(enter連打した人は、これでO.K.自分でアドレス設定した人は、任意のアドレスをどうぞ)。
なお、Enter連打で乗り切った、私のような無精者は、「FirstName=Test LastName=User Password=test」でログイン。
とりあえず、コマンドプロンプトが表示されていると思うので、OpenSimサーバを停止させたい時は、「shutdown」と打ち込むべし(打ち込まなくても、よく勝手に落ちますが・笑)。他にも便利なコマンドがいくつかあります。
・ご参考サイト:OpenSim 日本語ドキュメント サーバコマンド
オマケ:やっておいた方がいいと思う最低限の設定
生のままのOpenSimは、壁を作っても平気な顔で壁抜けし、床を作っても貫通して落っこちます(笑
これでは、私は興ざめします。これは物理法則を判定する仕組み(物理エンジン)が動いてないためです。
OpenSim.exeのあるフォルダの中で、OpenSim.iniを見つけ出してください。
そこに、「physics = 」という文字を見つけてください。
[Startup]セクションにあります。これを、「physics = OpenDynamicsEngine」にします。
「physics = 」が見つからなければ、「[Startup]」という文字の下の行に「physics = OpenDynamicsEngine」と書けばO.K.
ご参考:OpenSim 日本語ドキュメント ビルド&インストール