初音ミクに感動
異例の売れ行き「初音ミク」 「ニコ動」で広がる音楽作りのすそ野
自作曲を萌えボイスで歌ってくれるソフト「初音ミク」が、開発元も「ありえない」と驚くほど売れている。「ニコニコ動画」が火付け役。萌えるキャラ設定と高度な技術が絶妙に組み合わさり「歌を作ってみんなに公開する」という行為のハードルを下げている。
大学時代、音声合成にかかわる研究室にいたため、隔世の感があり、少し感動中(笑)
1999年頃に、ワークステーションで一晩かけて音声合成の計算をさせていた頃が嘘のようです。
音声合成のキモは、「音の高低と連続性」だと思います。「キョウハハレデス」と平坦に言うのと「今日は、晴れです」と”は”を低くし、一拍空け、”晴れ”で高くなり、”です”で低くなるとでは、後者の方が自然になります。
昔は、音の高低を手動(笑)で設定していましたが、音符と言う形で実現するこのシリーズは、自然さを実現する方法としては分かりやすく簡便で、優れていると思います。
ともあれ、久しぶりに高速フーリエ変換とか聞いて懐かしく、嬉しかった(笑)