wikiの評価~慣れ次第、環境次第?
私が初めてパソコン通信(インターネットですらなかった)をしていた時は、メーリングリストもどきがコラボツールだった。
理由は簡単、常時接続ではなかったから。
接続時に来ているメッセージをかき集め、切断。
返信メッセージを書いて接続して送信し、切断。
今は常時接続上等。wikiはそれにあっている。それだけではないかなと。
ワード氏とその仲間にとって、確かにWikiは素晴らしいものだ。わたしの経験から言うと、人々は仕事やワークフローの習慣をわざわざ変えたがらないものだ。(Eclipse Foundationのメンバーのように)非常にやる気のある作業者がかかわっていない限り、Wikiは使わないだろう。
あちこちに散らばった人たちと協力したいのなら、オープンソースのMailman MLM(メーリングリストマネージャ)を使ったメーリングリストをお勧めする。
要約すると、Stevenは、wikiはコラボツールだから使いにくい、メーリングリストはコラボツールだけど超イイ、と矛盾した事を主張してしまっている気がする。
多分、慣れの問題でしょう。Stevenが若い頃はメーリングリストが旬だった。今はwikiがそう。それだけの事、と思う。
電子メールは、コミュニケーションツールとしては既に不動の地位を確立しているが、コラボレーションツールとしては限界がある、という点で専門家の意見は一致している。
Stevenは専門家ではないらしい。個人的には電子メールも素晴らしいが、あとで見直すのがwikiやらブログやらの方がラクというところではないでしょうか