松本零士さんは創作物の権利が死後50年では短すぎ、と主張
一文を見て、全文を批判するのは良くないが、流石に失望したので、クリップ。
「著作権保護期間の延長を」――権利者団体が要望書 ネット時代も意識
※公平を期すため、なるべく上記記事の全文を読んでください。
漫画家の松本零士さんは「著作者が生涯をかけて作ったものの権利が、50年で打ち切られるのは耐え難い。漫画やアニメは世界共通の文化のはずなのに、権利保護だけは年限の違い、という怪奇現象が起きている」と強い調子で語った。
…がっかりだ。「孫の代まで利権で食える」事がメリットになる可能性は低い。むしろ、子や孫が新しい物をを生み出そうと言う気迫を削がれるデメリットの方が大きいと思う。
「日本の作家は20年分の権利をはく奪されており、創作意欲の減退につながる。海外の著作者からは『なんで日本は保護期間が短いんだ』と言われ、日本は著作物を大切にしない国だと思われてしまう」――協議会議長で、日本文芸家協会の三田誠広氏はこう訴える。
本当に、死後50年と死後70年の差20年で、創作意欲が左右されるか、聞いてみたい。
趣味のレベルなら間違いなく関係あるまい。プロの意識を是非聞きたい。
それよりも、パブリックドメイン化(自由に発想の原点として利用できる下敷きになる事)の方が、後世の才能ある人物にとってはメリットがあることは間違いない。
もっとも、作者が、「才能ある自分に比べて才能に劣る自分たちの子供が、その世代の才能ある者に蹴散らされるのがムカつくので今、自分達が有利なうちに法律で規制したい」なら、正直にそういえば言い。
いかん、最近政治的な愚痴か馬鹿ネタばかりだ。