音楽業界の言論弾圧
マスコミ業界による業界が統制できない小勢力への言論弾圧もいよいよ本格してきた模様ですね。JASRACによる個人攻撃も酷いがこれもまた悪質ですね。
「オリコンチャート」記事めぐりジャーナリストに賠償請求 「言論妨害では」と批判も
雑誌記事に、雑誌社ではなく記者を攻撃すると言う悪質さ。とても正気の法人のやることではないですね。
「雑誌記事内の事実誤認に基づくコメントにより名誉が傷つけられた」として、オリコンが音楽ジャーナリストに5000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしていたことが分かった。これに対し、ジャーナリストやネットユーザーからは「記事を掲載した出版社ではなく、編集部に求められてコメントしたジャーナリストを訴えるのは言論妨害ではないか」と批判が出ている。
重要なことなのですが、一般の新聞などには出ていないようですね。中国の化学兵器処理と称する日本への強請行為と同様に、マスコミは一様に口を閉ざしています。皆さん、注意しましょう。
烏賀陽さんは個人サイト「うがやジャーナル」に「意見が違うというだけで、企業が個人に5000万円を求めるなんて!」と題したコメントを掲載。「言論封殺の恫喝訴訟じゃないのか」と批判している。音楽ジャーナリスト津田大介さんのブログ「音楽配信メモ」でも、烏賀陽さんのコメントや訴状を公開。ソーシャルブックマークサイトや掲示板サイトなどでも意見が交わされ、「記事に誤りがあるなら出版社に訂正と謝罪を求めるべきでは」といった意見が多い。
こういう記事を書ける方は貴重です。
是非、頑張って欲しいです。そのためのささやかな支援になるならばと、ブログで取り上げます。
以下、参考サイトです。
・記事の発表からすぐに訴えない
・記事の制作元は訴えない
・賠償金額について明確な算出基準を持たない
それにしても、マスコミ関連の訴訟に詳しい紀藤正樹弁護士曰く、残念ながらすでに、ネタ元・記事を書いた「個人」に対する高額訴訟がここに来て増えているらしい。
今回も事の発端は、03年2月3日号「AERA」の記事らしいし、オリコンの言い分にもあるように、いい加減蛇口を止めて、情報の流失を防ごうという点でも、完全そのパターン。
これじゃあ、言論の自由だなんて。もうとっくの昔にないってことじゃん。
オリコンもまた狢か?
オリコンが自分たちに都合の悪い記事を書いたジャーナリストを潰すべく高額訴訟を起こす
一読したときの正直な感想として「こんな記事(しかもコメント)で、訴えられるのか!?」というものだった。下記に該当部分を引用する。
http://xtc.bz/index.php?ID=396
まったくもってJASRACにしろ、音楽業界ってのはどうしてこうも
高圧的にして、愚かしいのかねぇ・・・。
個人で発信する以外でメディアを――新聞や報道を通じて発信する場合、
媒体の「流れ」に沿うようなコメントしか使われないし、
それが問題視されてるようなものなのに、なに怒りの矛先間違えてんだかヽ(´д`)ノ
だからヤラセとか、偏向報道とか言われてるわけでな。
媒体がそういう方向にしているのか、本当に個人の意見onlyを主軸にしてるのか、
その調査をしてないどころか、逆ギレ状態ぢゃん、これヽ(´д`)ノ
まったくちっとはモチツケ。
言論で来たなら、堂々と言論で反論できる場所がたくさんあるんだから、
ヤクザまがいの方法を使わなくても、まっとうな企業であるなら・・・
あ、ひょっとして利権ヤクザの一員でしたか?(´c_,` ) プッ
って、余計な憶測を生むってわからんもんかねぇ。
自分たちがどのようにランキングを集計しているのかクリアにして、その結果いかにこのサイゾーの記事が間違っているかを説明し、烏賀陽さんではなくインフォバーン社に記事内容の訂正と謝罪を求めれば済む
まさに、これが企業としてやる正当な手法だろうに。
理を通さずに高圧的に黙らせようとするから、痛くもない腹を探られるんでな。
・・・あ、ひょっとしてクリティカルだったとか(w
別に操作とか入ったところで、営利企業である以上、
完全に公正だなんて誰も思っちゃいねぇしなヽ(´д`)ノ
自覚した上でオリコンがすべきことは、真っ当に仕事をしている個人のジャーナリストに資本力を背景とした嫌がらせのような訴訟を起こすことではなく、自分たちが持っている「チャート」という強大なメディアの信頼性をいかにオープンなやり方で高めて、音楽業界と音楽リスナーにメディアとしての有効性を提示するか、ではないか。
まったくもって、それがまっとうな企業の方向だろうになぁ。
追記(2006/12/20):
「オリコンチャート」記事めぐりジャーナリストに賠償請求 …
続・オリコンがライターを訴えた-オリコンからの反論
前回の続き一部報道ってあるけど、別にメディアでは報道されてないんだけどな。つか、オリコンはブログを一応メディア扱いしてくれているのかw事実誤認に基づく弊社への名誉毀損について本日、一部報道にありました「ライター烏賀陽弘道氏への提訴」について弊社の見解を…
脅かされる音楽ジャーナリズム。
私自身、目を疑う話題が飛び込んできたので
急遽取り上げます。
音楽チャート&音楽情報サイト運営で知られる
オリコンが一人の音楽ジャーナリストに対して
高額訴訟の訴えを起こしたと言う話なのです。
緊急事態が起きました。
どうか、みなさんのお知恵、お力…
社会的存在としての企業
私が前回の記事を書いた後、オリコンの小池社長のコメント(12月21日付)が発表されました。
(以下引用)————————————————————–
「ライター烏賀陽弘道氏への提訴」について
平成18年12月21日
オリコン株式会社
代表取締役社長 小池恒
一部報道にあった「ライター烏賀陽弘道氏への提訴」につきまして、弊社の真意を社を代表して述べさせていただきます。弊社の真意は、烏賀陽氏が「事実誤認に基づく弊社への誹謗中傷」があったことを認め、その部分についてのみ謝罪をしていただきたいというものです。
今回の提訴は、烏賀陽氏が平成15年2月発売の週刊誌「AERA」において根拠不明のまま弊社を誹謗中傷したことが発端にあります。本年3月発売の月刊誌「サイゾー」においても、弊社のランキングに対しての「明らかな事実誤認に基づく発言」、すなわち「オリコンは調査方法をほとんど明らかにしていない」「オリコンは予約枚数をもカウントしている」というコメントを烏賀陽氏は寄せています。弊社が問題にしている「明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷」は烏賀陽氏のコメント部分のみに掲載されていました。弊社が烏賀陽氏に宛てた内容証明郵便に対する回答FAXの中で、烏賀陽氏は、ご自身でコメントの内容を修正・編集された旨を述べております。これが烏賀陽氏への提訴に及んだ理由です。また、烏賀陽氏のマスコミへの影響力が決して小さくないことも我々は考慮に入れざるを得ませんでした。
弊社にとってランキングの信用は最も大切なものです。通常、ネガティブなご意見やご批評でも、基本的にそれを甘受いたします。ただ、「明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷」に対しては、価値を守るためにその防衛に立ち上がります。
どんな企業も、主力商品を事実誤認に基づき誹謗中傷されれば、防衛に立ち上がるのではないでしょうか。言い方を換えれば、それは義務であるとさえ言えます。
個人にとっても同じです。自分にとって一番大切なものが、事実誤認に基づき攻撃されるならば、防衛せざるを得ないのではないですか?
ただ、我々の真意はお金ではありません。個人攻撃でもありません。上記のとおり、烏賀陽氏に「明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷」があったことを認めて
「オリコンがライター烏賀陽氏を提訴」について考える
ノロ発症でうなっている間に、オリコンをめぐってエライ騒ぎが起こっていました。内容はタイトルのとおり、詳細は他のブログに散々書かれていてもうタイミング周回遅れなんでパスします(タイトルも公平を期して両方載せさせていただきました^^;)。
で、オリコンの見…
オリコンの信頼性を問題にする前に
烏賀陽弘道(うがやひろみち)というジャーナリストが、オリコンのランキング・データの信憑性について疑問を呈するコメントを某雑誌に載せたところ、オリコン側が5000万円もの賠償金を求めて烏賀陽氏を訴えたのだそうだ。すでに多くの人が語っているとおり、これはあま..