日本のweb関係サービスが壊滅した日
日本におけるweb関係のサービスを壊滅させる画期的な判決が出ましたので、めも。(参考記事:音楽保存サービス:ストレージ利用は著作権侵害 東京地裁)今後、日本で行われ、日本の国民の利益となるであろうサービスはつぶされ、他の国でそのサービスは行われ、利益は他の国に奪われるでしょう。
高部真規子裁判長によれば、着うたもアウト。
彼女は、「システムの中枢になるサーバーは同社が所有、管理しており、同社にとってユーザーは不特定の者。複製と公衆(不特定多数)への送信の行為主体は同社だ」と言っています。
つまり、買った人が受け取るだけの着うたでも、サーバーは着うた運用会社。着うた運用会社にとって、ユーザーは不特定の者。はい、アウト。
高部真規子裁判長によれば、メールもアウト。
メールはサーバに蓄積し、そこからPOPで送受信。つまりメールに添付するデータもサーバにあり、サーバーはメール運用会社のもの。メール運用会社にとって、ユーザーは不特定の者。ロックはパスワードとIDだけ。はい、アウト。
正気の沙汰ではなさそうですね。この裁判官は、一部既得権益者の残り少ない利権を守るため、日本の将来を捨てました。
いかが問題点を分かりやすく開設しているサイト。
副作用が大きすぎるストレージ・サービス違法判決