キーワードが踊り、話は進まない

 最近のgoogleに対する危険視は、少し示威的のように思います。

「Google独占にはさせない」–国産検索エンジン開発へ、産学官が一致団結

 依然取り上げたネタがCNET Japanに出ていました。タイトルが著しくよろしくない気がします。なぜなら本文中で下記のように言っています。そして、googleはその分野で最強というわけではなく、むしろ苦戦しています。
 どうも、対googleを強調すると話題になるから、以上の狙いは感じられません。

「Googleと正面切って戦っても意味がない。Googleがまだ提供していない新しい領域を開拓したい」と情報大航海プロジェクト・コンソーシアム事務局を務める三菱総合研究所 主任研究員の安江憲介氏は話す。

一応、このニュースの元となった情報をメモっておきます。

ITによる「情報大航海時代」の情報利用を考える研究会(第2回)
[経済産業省]

こちらを見ると別に、動画に限ってもない。テキストを諦めてもいない。むしろランキングにはまだまだ考える事があると言っています。また、目を引いたのは下記の段です。

センサー等いろいろな情報があることや、ウェブ、非ウェブ情報については、漠としていて、明確な境目がない。非ウェブ情報であってもウェブから見えた途端にウェブ情報になってしまうため、非ウェブ情報の定義は難しい。そのため、クローリングのターゲットを戦略的に考えなければ、価値を引き出せない。既存の検索エンジンでも、情報をとり切れていない。ソリューションと情報をとる側との密な連携が重要であり、それが、マッシブ・クローラーではできないおもしろみを勝ち得るためのオポチュニティーになるのではないかということ。

…カタカナ語で誤魔化されない様に日本語訳をしておきます。

・大抵の情報はURLが付けばウェブ上のデータと言える(温度計の温度とか)
・だから、取って来るデータを選ぶ方法を考えよう
・利用する人がその時に見たい情報を出す者と、彼方此方から情報を集める者は話し合って何が必要か考えるようにしよう
・そうすれば、今のところない、面白味を出せる機会がある

この文章を書いた人の日本語能力を恨みます。

This entry was written by Ez-man , posted on 水曜日 6月 21 2006at 11:06 pm , filed under 検索 . Bookmark the permalink . Post a comment below or leave a trackback: Trackback URL.

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