検索サーバーの国内設置可能に向けた著作権法改正の動き

 ひどい風邪を引いて、3日寝込んで、そのあと3日たちますが、まだまだマスクが手放せません。
…喉が痛い。

 ところで、個人的には朗報なので下記ニュースをメモ。
新聞社の記事なのですぐ消されてしまうと予想されます。
そのため、全文をメモもします。

検索サーバー:国内に設置 実現へ著作権法改正方針
 政府は9日、インターネットの検索サービスに使うサーバーコンピューターを国内に設置できるようにするため、著作権法を改正する方針を固めた。現行法では、著作物の権利者に無断で検索用サーバーに著作物を保存したり、編集することは違法となる。このため、国内向けの検索サービス事業者もサーバー自体は海外に設置している。日本独自の検索ビジネスを後押しするため、遅ればせながら法改正に取り組むことになった。同法をデジタル社会に対応させるための他の項目と合わせ、改正案を08年の通常国会に提出する。

 ヤフーやグーグルなど米国の大手検索事業者の多くは、瞬時に検索結果を提供するため、保有する大量のサーバーに世界中のホームページの内容などを蓄積し、キーワードや内容などの索引(インデックス)を付けている。日本の著作権法では、著作権のある情報を蓄積することは「複製」、索引を付けることは「編集」と解釈され、ビジネスに利用することは違法だ。事業者はサーバーを日本に置くことができず、適法としている米国などの海外に設置している。

 国内では、経済産業省が主導し、グーグルなどに対抗する国産の検索技術を開発する取り組みが始まっているが、情報を蓄積するサーバーを海外にしか置けないのでは、将来のビジネス展開に支障が出ると政府は判断した。国内設置が認められれば、荷物の情報追跡や医療カルテの検索など広範囲の応用も容易になり、ビジネス創出が期待できるという。【小林理】

毎日新聞 2006年12月9日 15時00分

 日本の著作権を管理する人は、著作者ではなく、その上前を撥ねる人なので性質が悪いです。これがひとつの突破口となればいいのですが。

This entry was written by Ez-man , posted on 木曜日 12月 14 2006at 03:12 pm , filed under 検索 . Bookmark the permalink . Post a comment below or leave a trackback: Trackback URL.

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