報道と行政の蜜月

 茨城空港 Q&A A3

茨城空港のような共用飛行場の場合は、県は、国が行う空港建設事業について基本施設の1/3の負担をするのみで、また、空港の管理・運営も国が行うため、同程度の規模の地方空港よりも極めて少ない負担で空港を設置・運営でき、県財政を圧迫することはありません。

その分、我々が国に払っている税金を投入するんですね。わかります。

 そんなこんなの茨城空港などで香ばしい茨城県から、またもや沈痛な面持ちにならざる得ないお話。茨城関係者でもあるので、笑えません。

居眠りしている議員の姿をブログに掲載された茨城県議会、傍聴規則を改正して締め出しへ

茨城県議会で居眠りしている議員がいたため、撮影してブログに掲載して批判したところ、ブログを見た一部の県議が「傍聴目的として適切なのか」ということで問題にして、結果的には今月8日から新しい傍聴規則を施行することになってそうです。それによると、傍聴者による写真撮影や録音はなんと、「県政記者クラブ所属の報道関係者」と「公益的見地から必要と認められる者」に限定されるとのこと。しかも後者については「市町村の広報担当者や会派関係者」のことだそうです。

簡単に整理すると、

  • 一般傍聴者に、議員が寝ているところを写真に取られ、ブログに晒された
  • 身内の恥は晒したくない
  • 県政記者クラブ所属の報道関係者なら、俺たちを攻撃しない筈
  • 県政記者クラブ所属の報道関係者以外は写真撮影禁止ね!

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議員と県政記者クラブは、がっちりスクラムで仕事してない、ということですね。わかります。

 「報道の使命」という言葉が泣いています。マスコミの役に立たなさは寧ろ清々しいまでの域に達していますね。もちろん、一番悪いのは、議会開催中ずっと安眠なさっていた藤島正孝県議員なんですけどね。

This entry was written by Ez-man , posted on 木曜日 9月 04 2008at 10:09 pm , filed under 政治 . Bookmark the permalink . Post a comment below or leave a trackback: Trackback URL.

One Response to “報道と行政の蜜月”

  • 茨城県議会を傍聴の規制強化に踏み切らせたブログの投稿記事

    赤城、額賀、中村、竹内、、、、・数々の金権体質の政治家を生み出してきた茨城県。その県議会が天下に恥ずかしい暴挙に踏み切った。透明性??…

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