Excel最強伝説

え~と一ヶ月ぶりですか。それ以上ですね。
ともあれ、ちょっとメモ。
「Excel」という名のBIツールが日本を席巻する
私もExcel愛用者なので気になります。
もっとも、自宅では予算の都合でcalcですが(笑

BIベンダがマイクロソフト以上に恐れる必要があるのは既存製品のExcelだ。Excelは多くのBIのフロントエンドツールとして使われているが、Excel単体でも豊富な分析、レポーティングの機能をそろえている。特にExcel 2007では100万行以上の扱いが可能になり、「普通の企業のデータなら扱えるようになる」(石井氏)。Excel 2007では数値の傾向を表示する機能や異常値を見つける可視化の機能が強化される。マイクロソフトはExcelを単なる表計算ソフトウェアからデータを有効活用するためのツールに脱皮させようとしている。

 件数制約が少なくなるだけで、大助かりです。

国内でExcelが望まれる背景には、日本特有の帳票文化もあると石井氏は指摘する。海外企業でも帳票を使うが、日本企業の帳票は「非常に精緻で特殊。日本ほど難しい表を作っている国はない」。この帳票への要求に外資のBIベンダが応え切れていないのが、市場が拡大しない原因の1つと石井氏はいう。「あるBIベンダでは1ライセンス当たりの問い合わせ件数は日本が他国の3倍。特に帳票や見栄えについてのクレームが多いという。日本人の要求は外資ベンダから見ればクレージーだ」。

 対して「マイクロソフトだけは日本をターゲットにExcelを開発してきた」(石井氏)。Excelの機能の98%は日本からの要望で開発されたともいわれる。石井氏は「マイクロソフトは日本人をターゲットに開発すれば、世界中どこでも通じるという論理でExcelを開発している。BI専業ベンダは日本市場の品質要求にどこまで対応できるかが鍵だ。ただ、その体力があるかは問題」と指摘した。複雑な表示をさせるレポートや大量データの処理では、Excelに対してBIが優位なのは言うまでもない。しかし、日本の顧客の要望を吸い上げるという点ではExcelが上回る。「Excel 2007では、Excelの活動範囲がさらに広がる。BI製品の適用範囲が狭められる可能性がある」

 日本人…特にお役所の帳票主義には、個人的に辟易してます(笑
あれだけは…何とかしてくれ…フォーマット>データって本末転倒だろう…。
 まぁ、彼らだけを責める訳にもいかない。
話を聞いていると、「帳票を書く事」を商売にしている人がいて(資格職だ・笑)、
帳票のフォーマットをフリーにすると彼らが職にあぶれるので、
役所に圧力をかけている背景が散見できます。
 先につぶすべきはそちらの職業だね♪

This entry was written by Ez-man , posted on 火曜日 11月 07 2006at 04:11 pm , filed under 市場動向 . Bookmark the permalink . Post a comment below or leave a trackback: Trackback URL.

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