メディアが騒がない増税

 我々、高学歴オタク成人を引き付けて止まないエスタブリッシュメントに属する知識人の一人に森永卓郎氏がいる。
経団連や政府に都合の悪い正論も言ってしまっているので、いつ逮捕されるか目が離せません。
彼のコラムで、気になる記述を見つけたので、メモ。

SAFETY JAPAN 森永卓郎氏 コラム/日経BP社からの参照です。
地方税、大半のサラリーマンで倍増~メディアが騒がないもう一つの税制改革~

恥ずかしながら知らんかった。

つまり、大半のサラリーマンは地方税が5%から10%に増える代わりに、所得税が10%から5%に減って、合計15%は変わらないというわけだ。
長い目で見ると、地方税の引き上げ分は退職時に丸ごと取られることになる。退職時に取られる地方税が2倍近くになる可能性があるのだから、まるで時限爆弾を抱えるようなものだ。

退職金には地方税、か…。大量退職時代に狙いを定めたのかな?
まぁ、我々の時代にはきっと退職金なんて出ないので問題ない。

独身者を狙い撃ちの定率減税廃止
地方税の増税は痛いが、やはりサラリーマンの生活に影響が大きいのは定率減税の廃止の方だ。

 夫と専業主婦、子ども2人の標準世帯の場合、所得税・地方税の年間増税額は、年収300万円では700円と小さいが、年収500万円になると1万7600円、年収700万円では4万1000円となる。

そして、実は最も被害が大きいのは独身者である。独身だと、年収300万円でも増税額は1万7600円、年収500万円では3万8000円、年収700万円となると7万400円も多く取られる。独身者は覚悟をしておいた方がいいだろう。

そういえば定率減税廃止は私に致命傷を与えますね。
私は手取りが7万円減るそうなので、食費と被服費、交通費などを削りたいと思います。
オタク趣味は減らせません。精神力回復に必須ですからね。
この政策を見る限り、現代日本社会では結婚なぞ以ての外、子供を作るなどは愚の骨頂だと思います。

This entry was written by Ez-man , posted on 火曜日 1月 16 2007at 07:01 pm , filed under 政治 . Bookmark the permalink . Post a comment below or leave a trackback: Trackback URL.

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