注目を集めるSecond Life

新PCを入手して以降、虎視眈々と参加機会を狙っているSecond Life。
「ものづくりマニア」の私には割と会ってそうです。
今はもっぱら武装神姫ですが。

そのSecond Life関係のニュースで面白かったものをメモ。

Second Life“不”人気、7つの理由

 どれも至極もっともな突っ込みです。Second Lifeをゲームとしてみた場合、ですが。これは、どれも5年前の「インターネットって何が出来るの?」と似ている気がしてなりません。

(1)始めるまでの手続きが面倒
(2)要求PCスペックが高い
(3)操作が難しすぎる
(4)何をしていいか分からない
(5)何をするにもお金がいる
(6)右も左も広告だらけ
(7)人気の場所はエロかギャンブル

 だから、私には成功要因に見えてしまうのです。
手続きは簡略化されえます。PCスペックは徐々に上がります。操作はじきに慣れます。何かさせよう(金を使わせよう)と言う動きがでます。そして何より、エロは普及の原動力です。

企業がSecond Life内のコミュニティーを支援しようという動きも徐々に出てきている。paperboy&co.は、Second Life内でビジネスとデザインのコンテストを展開。Second Lifeにハマっているという同社の家入一真社長は「面白い個人がたくさん入ってこなきゃ日本でも流行る訳がない」とブログに書いている。前出のminaさんも「Second Lifeで企業が何かをするなら、一番の財産である『ものを作ろうとしている人』たちを応援すべきじゃないかな。そうしないとクリエイティビティゼロの、ただの看板ランドになってしまいます」と、クリエイター支援の必要性を語る。

否定的な記事とみせて、とても建設的な意見を載せています。

 Second Lifeはまだ黎明期。過剰な期待を寄せてこぞって報道したり、企業広告で埋め尽くす前に、世界を面白くしてくれるクリエイターを育て、コミュニティーを健全に成長させることが先決だろう。

誰でも楽しめる、というよりは、作品発表の場として有効そうな気がします。
以下は、逆のヨイショ記事。

IT技術環境が不利なセカンドライフ、それでも多くの企業が進出する意味

● ネットイベントが最大の魅力
 それは「ネットイベント」です。確かにこの視点から言うと一人でぽつんとネットでテレビを見るだけの「YouTube」、他人の日記を読んでコメントして終わりの「SNS」、意見を発信して終わりの「ブログ」などには、「ネットイベント」の面白さはありません。

 まぁ、確かに。という気はする。
360度、どっからでも眺められる、とかも重要な気がする。

● 企業は何を狙っているのか
 参加者の平均年齢が32歳と高く、ゲームマニアかSNSが大好きな革新者しか恒常的に参加しないのがセカンドライフの実情です。これって確かに初期のmixiやマイスペースに近いですね。高価なパソコンが必要な為、参加者の年齢が高い点を除けば(笑)。でも「恒常的参加者」が、一挙に数百万人、数千万人に膨れ上がる状況では決してありません。(はい、専用ソフトが必要であり、ブラウザーOS型では無いし、携帯電話サービスにも載らないし、 涙)

 結論から申し上げれば、企業はネットイベントでのテストマーケティングが狙いです。

ヨイショ記事と見せかけて、とってもネガ(笑
でも、この意見には同意。
ある特定集団のマーケティングが容易になり、その集団の消費志向が高ければ、それに意味はある気がします。

This entry was written by Ez-man , posted on 金曜日 3月 09 2007at 04:03 pm , filed under 市場動向 . Bookmark the permalink . Post a comment below or leave a trackback: Trackback URL.

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