秒間でDVD2枚分

 特別な環境ではありますが、凄まじいI/O性能をたたき出したSSDの記事がありましたので、メモ。

米Appleの共同創業者Steve Wozniak氏がチーフ・サイエンティストを務める米Fusion-ioは米国時間2009年4月6日,同社の半導体ディスク(SSD)と米 Hewlett-Packard(HP)製サーバーの組み合わせでI/O処理数が毎秒100万9384回,連続データ転送速度が毎秒8Gバイトという性能のストレージ・システムを構築できたと発表した。
 両社は,「Quad-Core AMD Opteron」を4個搭載するサーバー「HP ProLiant DL785 G5」1台にPCI Express対応のNAND型フラッシュ・メモリーSSD「ioDrive Duo」(記憶容量は320Gバイト)5台と「ioDrive」(同160Gバイト)6台を接続。

 ざっくりと見てコア16個で、SSDを11台?SSDの中にいくつのシリコンデバイスがあるかは知りませんが、一台あたりの単体性能はどれくらいか?と見てみれば…転送速度1.5GB/秒の超高速SSDじゃないかw
 エンタープライズ向けと言うことは、通信キャリアや証券関係で使うのでしょう。エンタープライズ向けBIツールはIOネックになりやすいですが、これならその心配はないかな?

 安く見て数千万円のオーダーなんでしょうがw
ただし、エンタープライズ向けの技術がコンシューマに適応されるのは世の流れ、10年後には、このオーダーの性能がきっとコンシューマに広まるでしょう。
 日進月歩の先端技術には驚嘆する事、仕切りです。

This entry was written by Ez-man , posted on 火曜日 4月 07 2009at 11:04 pm , filed under 技術覚書 . Bookmark the permalink . Post a comment below or leave a trackback: Trackback URL.

コメントを残す

XHTML: You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>